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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年06月27日

新生活

今日は壮絶に天気の良い一日でしたね~。
なんと私は朝6時に起きて朝ごはんを作り、家中の掃除をし、
買い物にまで行きましたよ。

そう!
だって今日は実家で過ごす最後の日曜日だから!
5月からお部屋探しを始めておよそ2ヶ月。
当初のイメージとは思いっきりかけ離れたところを借りることになりました。
いや~縁とは不思議なものですね。

あんまり貯金はない派なので、敷金とか家電とか買ったら、大変な
ことになりました。すっからかん。よし!がんばって働こうではないか。

新しいおうちは一人で住むにはちょっと広すぎる(田舎バンザイ)のですが、
おそらく家族が珍しがって泊まりにくるだろうということを見越してのこと。
しかし、大半は1人で過ごすだろうけどね~。
ずっと築30年余りの実家に住んでいて、まあちょっとだけ部屋を借りて
一人暮らしをしたこともあったけれど、ワンルームだったので激狭小だった。
コンロも1個で料理なんてまともなのできないし、ただ寝に帰ってるだけ
だったから暮らしを楽しむとかそういう感じじゃ全くなかったのだ。

でも、今回は違うよ。
家族の中の1人としての私じゃなくて、私個人がどういう私生活を送るのか、
そうしてどうやってこれから先生きていくのか、ちゃんと確立しようと思って
始める暮らしだから。

まずは、家にはテレビを置かない。
まあちょうどテレビアンテナがない家だったから、これを機にテレビ追放。
必要な情報はネットで見るから大丈夫です。
実家はテレビが消えることがない家なので、それがとにかくイヤだった
のですよね。だってテレビついてると気になるんだもん。
すごい真剣に見てしまうんだもん。そして「この報道の仕方、おかしくね?」
「ここでこういうセリフってなくね?この主人公、ちょっと依存症気味じゃね?」
とかいちいちツッコミを入れないといけなくなるんだもん。
悪いニュースばっかり言うしさあ。どんな残酷な殺され方をしたのかとか、
すごいズルイことやってお金儲けしたとかさ。そういうの聞きたくないの。
世界は邪悪に満ちていると勘違いしそうじゃないか。

あと、食事制限ね。
マクロビとかホリスティック栄養学とか好きな私は、いろいろ食べたくないもの
とかあるんですけど、家族で住んでるとそういうワガママは言えないもんね。
マーガリンは買わないで、とかサラダ油はやめて、とかさ。
もちろん、そのかわり全部自分で作ることになるのだけど。
一人分のご飯作るのってどんなだろう。いつもは大量に作るからよく分からないな。

あとねー。友達呼んでパジャマパーティーとかしたい。
夜通し飲むってことで。大学時代ときどき参加してたけど。
ほかにもやってみたいこといっぱいあるんだ。

まあ、最低限しかそろえられなかったので足りないものは
ほかにもいっぱいあるんだけど、「るきさん」的な清貧生活を
するのもステキかなって思うさ。
郵便受けがなくたって、電子レンジがなくたって、掃除機がなくたって、
なんとかなる~!・・・かな?
・・・アイロンもないんだけど。  


Posted by キナコ at 18:18Comments(1)ひとりごと

2010年06月20日

インディーズブランド

昨日は雨だって予報だったのに、全然でしたね。

さて、私は友達のところに遊びに行ってきました。
高鍋に「M'sアトリエ(エムズアトリエ)」っていうトールペイントの
雑貨屋さんができたらしいんですよ。今年の春。田中書店の斜め向かいに。
(10号線沿いじゃない方の隣ね)

んで、その友達はインディーズデザイナーとしてすごいデザインの服を
作ってるんですよね。オーダーで受けたり、雑貨屋さんに委託したりとかして。
そして今回、そのアトリエさんに服を置いてもらうことになったというので、
見に行ったのです。

積もる話もいろいろあって、結局夕方くらいまで居座っちゃいました。
服も見せてもらったし、すごい楽しかった。
その一部をご紹介。


サイズ100センチ。子供服。彼女の子供服って初めて見た・・・。
親子でペアルックを着たいというリクエストに応えて作ったんだって。


体型を隠せると流行のチュニック。
ニット生地でやわらかい。デザインとか配色とかすごいのに、
「着心地は絶対譲らない」って素材にも妥協しないのがすごいよな・・・。
洗えるかどうかも気にするらしい。そんな彼女がステキ。


ユニセックスな雰囲気のツーピース。
男性で、最近パンツの上に巻きスカートを着てるオシャレさんが
増えてきてるみたいね雑誌見ると。まあリアルでは見たことないけど。


レースを取り入れたロマンチックなワンピース。
スパイシーな森ガールって感じ?
こういうの見るの私結構好きなんだよね。着ないけど。
それにしても彼女が作るとロマンチックの中にどこか毒が
あるというか、スパイスが効いてるというか・・・。
単にかわい~い♪みたいなものは作らないよね。さすがに。


出た! ゴススタイルなワンピース。
生地はこれはガーゼ?切りっぱなしの裾処理がロックですわね。
T.kunitomoやh.Naotoが好きな人やV系のDIR EN GREY、Plastic tree、ムックあたり
が好きって人は絶対気になると思うなあ。
私もこういうのすごい好きなので、ちょっと欲しかった。
でも私にはもう着ていくところがないな。若い方にぜひ!

いやーなんか久々にワクワクする服を見たなあ。
こういうの見ると元気出る。
いずれはホームページとかでも展開していこうと思っているみたい
だから、宮崎に限らず日本中、いやいや世界中の人に
見てもらえるはず。
今はいい時代だよね。だって距離も国境も全然関係ないんだもん。  


Posted by キナコ at 13:04Comments(1)そとへお出かけ

2010年06月18日

赤紙が来た

さて。口蹄疫、なかなか終息しませんね。やっぱすごいウイルスね。

私はこないだの17日、初めて消毒作業に行ってまいりましたよ。

ちかくで口蹄疫が発生した場所なものですから、結構みなさん
積極的に消毒にご協力してくださいました。

私のお仕事は、消毒ポイントに入ってきた車の誘導と、記録。
希望者に消毒済みスタンプを押すこともやりました。



6時間ずーっとテントの下で車が来るのを待って、来たらお仕事開始。
埋却作業と比べれば、全然ラクな仕事でみんなに申し訳ないです。

私のほかに、農家の人もお手伝いに来ててね。
スイートコーンと葉タバコの農家の人だったんですけどね。
いろいろ話が面白かったよ。

衝撃的だったのが、その人が話した東京視察の話。
大田市場(全国から青果が集まるでっかい市場。魚は築地だよね)や
横浜港(輸入野菜が集まる港)を見て回ったんだって。
そしたらさあ、港がすごかったって。
中国とかから来る野菜が薬剤に漬けてあって、1~2年は平気で
もつからと野積みされてんの。ショウガとかキュウリとかがだよ!?
カラスもハエもたからないんだって。放置してても。
ニオイがすごくて、ちょっと二日酔いだった人は吐き気がすごかったらしい。
そういうのが許されてるのは日本だけなんだって。ビバ規制緩和☆

そういう2年前の野菜をどうするかというと、また別の薬剤で中和して、
洗って味付けて、「今日出来ました!」って顔をして賞味期限を付けて
売るわけですね。すごいや!中国産ってそういう意味だったんだ。
でも加工食品にちょこっと入ってるネギとかだと、原産国を表示しない
場合も多いよね。なんかオーガニックとかそういうのがすごい
小さいことに見えてきた・・・。
栄養療法とかちょこっとかじったりしてるから、加工食品はできるだけ
食べないほうがいいなと思ってたけど、もうそういうレベルの話じゃないね。

食べ物って、なんだろうね。
添加物とかもそうだけどさ~結局は求めたのは消費者なんだよね。
安くて、おなかいっぱいになって、きれいで、保存がきいて、おいしい。
そんなアホかという矛盾した夢を叶えてくれる素敵なクスリがいっぱい。

あと、スイートコーンを食い散らかすのでトラバサミを仕掛けてタヌキを
駆除したって話とかもすごかったな。頭を一撃。叩き殺すという。
なんか・・・うん。すごいね。
だってそれで商売してるんだもんね。それが仕事だもんね。
そういういろんな人の仕事があって、私たちが生きていられるんだ。
屠殺場で働く人もいるんだもんね。
介護とか、血を見るような手術とか、ゴミ処理とか、下水処理とか、
やりたくないことも、誰かがやってくれてるんだよね。そうやって、生きてる。
社会ってすごいよなあ。すごいシステムだと思う。

なんかさあ。今、宮崎ナンバーで県外に行ったりするとすごいらしいね。
フロントガラスを割られたとか。旅館や施設で締め出し食らったとか。
どっかの市町村では、宮崎県の人には施設貸さない、っていう話も
でてきてたね。
宮崎県人お断りって言うからカドが立つんじゃん。施設自体を閉鎖すれば
いいのに。「すぐ近くで口蹄疫が発生しており、自分とこの畜産を守るため、
うちの市町村での発生はないけど念には念を入れて閉鎖します」って。

宮崎ナンバーつけてない車だって、宮崎を通ってきたり、中に宮崎で
ウロウロした人が乗ってたりすればあんまり意味ないよなあ。
ていうか忘れてるよね。中国や韓国では今でもしょっちゅう口蹄疫が
発生してるってこと。中国人や韓国人観光客は観光牧場に入れないって
話は聞いたことがないが。
自分の市町村の施設が閉鎖してるからって、「あら~使えないのね、じゃあ
となりの市町村(または県)の施設に行きましょう」って思う人も多いみたいでさあ、
そういう感覚ってのも結構すごいなって思うんだけど・・・まあ普通はそうなのかな。

実際、感染経路が明らかにされてない現在の状況では、しかも空気感染の
可能性もあるっていう状況では、そういうふうにされても仕方ないよなって思う。
もしこれが口蹄疫じゃなくて、人間が死に至るようなエボラとかだったら
施設閉鎖、道路封鎖どころか強制隔離になる。

「県民の生活に極力支障がない限りで防疫対策がんばります」っていうのは
ぶっちゃけマジでそれで十分なのかなあって思う。まあやらないよりはましか!
100%防げないからって、インフルエンザのワクチンが無意味ってことはないし、
コンドーム着用が不要ってこともないよな。それは極論だもんね。
事実、あれだけの感染力がある口蹄疫ウイルスなのに、宮崎県内で
発生を食い止めているという状況を考えれば、この消毒作戦は一定の
効果があるといえるわけだし。

というわけで、6時間、がんばったわけです。
やれることが少ないので、せめてニコニコしていよう、消毒した人が気持ちよく、
心明るくなるように接客しようと勤めました。途中で大雨になりましたが。
でもやっぱあの消毒液はすごいみたい。
あれ以来ノドが痛いんだよね~。結構吸い込んでしまったから。
マスクあったんだけど、そんなに頻繁に来るわけじゃないし
マスクしてると相手も警戒するかなと思って付けなかったのが甘かった。
今度はマスクしようと思います。でも表情が見えないよな~。
パフォーマンスで接客するしかないか。レベル高ぇ。

ところで、まあ宮崎自体は口蹄疫って事で大打撃なんですけど、
私自身はなんだかバイオリズムが上がってきているのか、
すごいいいことばっかり起きます。どうしたことか。
独立するステキお部屋(っていうか家)も見付かって、しかも
いろいろ便宜を図ってもらってなんだかウッキウキ。
食器やらキッチン用品をくれるっていう人もいるし、遊びに行きたいって
いう人も多くて、なんだか部屋を決めた瞬間から明るいエネルギーが
うわーって流れ込んでくる感じがするんだよね~。

なんだろう。自分の人生のNextステージに進んだ気がするんだ。
30歳っていい年だなあ~。20代はまさに「修行」という言葉が
ふさわしく、傷つき何度も倒れて悩んでさあ。
もうそろそろ自分の幸せってことを考えてもいいのかもしれない。
何が何でも成長、はもういいのかもしれない。まさに成熟期だね。

来月からさっそく引越しだけれども、とにかく悩んでいるのがネット環境。
わざわざ光を引くほどではないし、そもそも予算がない!
ADSL(しかも12Mよ)か、e-mobileのポケットwi-fiかなって思ってる。
ADSLだと、またWi-Fiルータを買わないといけないでしょ?
だってプリンターもWiiもDSもPSPもiPhoneも全部wi-fiだもん。

それよりはe-mobileのWi-Fiを買って、家の中だけでなく外でも
使える(もちろん、e-mobileエリア内に限るけど)したほうがもっと
有意義かなあと考え中。速度はもちろん固定回線よりは遅いだろうけど、
許容範囲内なら別にかまわんよね。
というわけで、とりあえずe-mobileのポケットWi-Fiを1ヵ月レンタルして
新しい家で使えるかどうか、速度が出るか実験するつもり。
さて、西都市でイーモバが使えるかどうか・・・ワクワクですぞ。
これで十分使えるなら、イーモバの100円PCを買おうフフフ。
いろいろ考えることが多くて大変だなあ!(満面の笑顔で)  


Posted by キナコ at 18:32Comments(1)ひとりごと

2010年06月12日

まごころ

今日は雨でしたねー。
気温も低めでしとしと、しとしと。
なんだか気持ちいい天気でした。

というわけで、お出掛け。

こんなステキな場所に行きました。「しんとみ茶屋 まどころ」

聞くところによると、西都市にある焼酎工場「西の都アグリ館」で
シェフをされてた人が料理を担当しているそうなのですよ。
わたしは密かにあそこの料理大好きで、レストランがなくなって
寂しい思いをしておりましたから超うれしい。

1480円の「一ツ瀬」というセットを注文。


おおーさすがに絵になる料理。アップでご覧ください。

煮物も味付けが上品でね~。

結構酢を使った料理が多くて、じめじめ梅雨を吹き飛ばす
さわやかな味わいでございました。
これにご飯とお蕎麦もついてくるのよ。小さいお蕎麦だけど。
このだし汁がまた・・・。まあ言わなくても分かるでしょう。
すばらしいおあじ。

お肉は鳥でした。

こんがり焼いた白ネギもうまい!!
かかっているのは梅肉ソース。

古民家を改造した店内は本当に風情があるたたずまいで。

いつまでも居座りたくなるような雰囲気でした。
ここはアレ、映画「三十九枚の年賀状」のロケで使われた家なんですよ。
主人公が住んでた鍼灸院がこの建物です。さすが、フォトジェニック。



料理もおいしかったんだけどね、お店の人の雰囲気もすごく良かった。
にこやかで、柔らかよ。
居心地の良さはハコモノでは醸し出せないんだよね。
そこにいる人が放つオーラが決めるものだ。

縁側をぼんやりと見てたら急に雨が降りだして、慌てて窓を
しめました。そういえばおばあちゃん家もこんなだったなあ。
今はちょっと雰囲気違うけど。
もうおばあちゃんもおじいちゃんもいないから。

家は住む人のキャラクターを表すんだなあ。
住む場所がその人を形作る場合もあるが。

口蹄疫の影響が、じわりじわりと県内全域の経済へ暗い影を落として
きています。
お客さんは来ないし、そうそう気軽に出掛けられないし。
畜産農家自体には国から補償があるかもしれないけど、二次的、
三次的に打撃を受けた飲食店や宿泊施設には援助がないもんね。
それは多分、直接口蹄疫のエリアに入らなかった畜産農家にも
言えることだと思うけれども。
もちろん、大変な事態なので消毒に協力し、あんまりむやみ
やたらと遠出するのは避けて、寄付にも協力するつもりだけど、
私自体は畜産農家じゃないので、できるだけ普段どおりの生活を
しようと思うんだ。

あんまりねえ、暗いことばっかり、最悪な事態ばっかり
リアルに思い描いているとマジでそうなるから!
人間のイマジネーション力を甘く見たらいかんよ。
悪い状況ばっか考えてる人は、だいたいロクな目に遭ってないから。
「なんでそんないいことばっかり考えるん?」ってこっちが
心配になるような人って、意外となんやかんやで
するりするりと切り抜けていってるもんね。
だいじょーぶ!
毎年台風で大打撃を受ける場所だもん。
それでも「あらー。まあてにゃわん(仕方ない)わな」って
のんびりゆったり生きてきた、日に向かう神の地だもん。
今回の事だって、しばらくたったら「あれも結局
大変だったけど、かえって良かったね」ってことになるんだって絶対。

だから、楽しいことやろう。
おいしいもの、食べよう。
  


Posted by キナコ at 14:51Comments(3)うまいもの