いいこと日報

昨日私は高校の同級生と飲み会で3時過ぎまで飲んでたから
無性にラーメンが食べたくってですね。
昼、辛麺を食べに行ってきました。
正月で京都から帰省していた弟を連れて。
辛麺食べたことないんだって。こんなに有名なのに。
宮崎人なら一度は食べとくべきだよね、辛麺は。

行ったのはイオンモール宮崎の近くにできた「桝元 宮崎店」。
店構えがキレイだし、いつも車がいっぱいだよね。
ちょっとだけ待ったけど、すぐに座れました。

写真撮ろうと思ったら、撮影禁止になってたのでやめた。
たまーに撮影禁止の店があるけどあれはどうしてなんだろう。
人の口に戸は立てられないっていうか、口コミは
結構重要な広報方法だと思うんだけどなあ。
頼みもしないのに写真撮って、Webに上げてくれるんだから
喜ばしいことだと思うんだけどそうとばかりもいえないのかな。

まあ、お店はオシャレで器も流行のラーメン店みたいな
深めのどんぶりだったですよ。
カップルも家族連れでも楽しく行ける雰囲気。
･･･デートで辛麺は結構キツイ気もするが。

弟は初めての辛麺ということで5辛。私は3辛。
3辛くらいが私はちょうどいいんだよね。
全然辛くないのはつまらないし。少しピリ辛くらいが好きです。
弟は壮絶に汗をかきながら「毛穴が全部開いて疲れるけどウマイ」と
言ってた。これで肉巻きおにぎりを食べれば宮崎のB級グルメは
とりあえず及第点でしょう。（エラそう）

ところで今日は大河ドラマが始まったね。
なんか･･･最近は幕末ブーム？　倒幕？　政府倒しちゃう？
やっぱこういう閉塞感の時代ってアレ？
「大衆はカリスマを求める」ってやつ？
そういうウケが見え見えっていうか、いかにもプロパカンダちっくな
雰囲気って好きくない。

戦争を体験した年代の人に話を聴いてたとき、何かのきっかけで
戦時中の話になって。
一応学校に入ってたから、アメリカの爆撃を避けながら学校に
通っていたけれど、学校では先輩が理由もなく後輩をボコボコ
殴ってたんだって。そして殴られた後輩は、またその目下の人間を
殴ってたらしい。理由もなく。
たとえどんな理由があろうとも、戦争や暴力、怒りは賞賛されるもの
ではない。あの混乱の時代は、ドラマや映画が描く
ヒューマニズム溢れた美しい日々なんかじゃなかったんだ。
その人がぽつりとつぶやいた「日本人ってね、そんなに言うほど
素晴らしいもんじゃないですよ。私は嫌いです」という言葉が
頭から離れない。

戦国時代も、倒幕の時代も、それ以降の戦争だらけの時代も。
生き物を殺すことは絶対にダメなの。
傷つけることも、いじめることも、言葉で罵倒することも
やっちゃダメなんだ。
それを「必死だったから」「生きるためには仕方なかった」
「そういう時代だったから」という言い訳で片付けようとする
メディアには偽善があふれてて吐き気がする。

ところで何かで読んだけど、とある仏教徒が多い地方では
魚を食べないそうだ。でも、牛は食べる。
殺生をしない仏教で、なぜ牛がＯＫなのかなと思ったら、
牛なら1頭分の命で何十人もの人間が生きられるけど、
魚だったら何匹も殺さないといけないから、だって。
何気に、命の重さが
　　ちりめんじゃこ1匹　＜　牛1頭
って思ってた私には衝撃の理論だった。

命はすべて等しい、っていう考え方なんだね。

田作りを食べつつそんなことを考えた、お正月最後の一日。